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(20100124)映画「デトロイト・メタル・シティ」

昨日のフジテレビ「土曜プレミアム」にて、映画「デトロイト・メタル・シティ」の放送がありました。

ついにクラウザーさんが地上波、公共の電波!をレイプする瞬間が…!



結論から言うと…原作の雰囲気を再現しつつ、ラストに向けて非常に感動的な話に仕上げているのが実に素晴らしいと思いました。特に根岸が自分のやるべき事に気づいて、クラウザーさんとしてライブ会場までマラソンするシーンと、ジャックとの日米ファック対決がシリアスで超熱かった…。

べ…別に感動して泣いたわけじゃないんだからね!…ぐすん。


最後に相川さんがクラウザーさんの正体が根岸であると気付いてしまいますが(根岸の母ちゃんも気付いてたっぽい)、まあ、ああ言うオワリ方だったらOKでしょう(′・ω・`)


残念だったのは、地上波放送と言う事で「テレビ用に編集」がなされていたこと。具体的に言うと、「ファック」とか「レイプ」などといった要所要所のセリフが「自主規制」されているのです。まあ、場面によって、自主規制音声が「チン」(金物の音)だったり「バキューン」(銃声)だったり「めえぇぇ~」(牛の鳴き声)になってたりと、それなりにバリエーションには富んでますが(w


これは非常にファッキンライトな事なのですが、チェス版をひっくり返して考えれば、これは「クラウザーさんが、原作レイプしたはずの映画をさらにレイプしちまった」とも受け取れるワケで、さすが異常性欲者だぜ、クラウザーさん…。



以下、映画を観ながら気になった事をカキコ下チラシの裏。

松雪さん演じるシャッチョさんはまさにハマり役。悪の秘密結社の女幹部っぽくて(・∀・)イイ!!


しかしシャッチョさんが自宅に押しかけて、根岸のシャツをビリビリに引き裂いた後、押し倒して馬乗りになってるシーンは、むしろちょっと羨ましいと思えてしまったのは自分だけ?


あ、歌詞の中にファックとかレイプって単語が入るのはOKなのね。でも金玉ガールズの歌にはチンチン規制が…。うーん。基準があいまいだなあ。


あ、グリとグラは映画だと犬なのね…。


鬼刃さんのディスまでもが、後半ピー入り過ぎ吹いた。


佐治くんとクラウザーさんが、便所で溶け込むシーンは実に(・∀・)イイ!! 「いいぞナイスタンバリン」


相川さんが「レイプ」って言うのはOKなのかよ…。


クラウザーさんが家族と朝食を食うシーンはシュールでいいなあ。そして根岸の母ちゃんがマジで良い人過ぎる…。


映画版のジャック(ジーン・シモンズ)はホントにカッコ(・∀・)イイ!! なあ。まさにラスボスの風格。とてもゴッドさんに3回も倒されるような感じには見えないぜ…。


「童貞」「公然猥褻カット」「チョコレイプ」「私のパンナコッタも食べてー! 」って単語はOKなのね…。ますますもって基準がわからにゃいぜ…(′・ω・`)


映画版だとカミュさん(西田)がまったくと言っていいほど目立ってないなあ…。ジャギ様(和田)もあんまりですけど。


CMの入れ方がヘタクソだなあ…。とくに最後のジャックとのファック対決の終盤、爆発シーンの直後にCMを入れるとか、もうね。アホかと。馬鹿かと。


以上、チラシの裏、おわり。


まあでも、映画自体はホントすごく良かった!!


しかし、映画がこんなキレイな終わり方をしてしまうと、原作の終わり方にいやがおうにも影響されちゃう事は確実。この編は若杉先生の腕の見せどころですな。



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