普通に漫画として楽しむか、それともネタとして読むかによって、評価が分かれてくるかもしれません。
ネタ漫画としてみれば、☆5個でもいいかなーとは思いますが(汗)
このあたりから、いい意味でも悪い意味でも、原案
「死刑執行人サンソン ―国王ルイ十六世の首を刎ねた男 (集英社新書)」から外れだして、
坂本先生色が強くなっていきます。今巻の実質主人公は、シャルルよりも、
妹のマリー・ジョセフ・サンソン(11さいようじょ)にスポットが当たっているといえます。
5巻の表紙を飾っている、この
ヤンキー娘みたいないでたちの子です。
…もう、この時点で、
11さいのようじょに見えないじゃないか…などと言ってはいけない(戒め)そしてこのマリーの、なんと過酷で、壮絶で、そしてなんて男らしい事か。
もはやマリーというより、
マリー兄貴(略して“マニキ”)と呼ぶほうが相応しいかもしれません。
マニキ最高や!シャルルなんかいらんかったんや!もちろんシャルルにも、ちゃんと見せ場があります。
実質的に館の主となったシャルルに、
人生の転機が…!
なよなよしかったシャルルが、ついに一人前の男に…!
この
壮絶なセックルシーンは、
ある意味一見の価値あり!かもしれません。